専業農家で、それなりに稼ぎ、
家族を養なってゆく。
まったく経験・知識も、こねもなく、
新規で農業を始める場合、選択肢はそれほど多くはありません。
結果を出している、しかっりした産地で、
指導どおりの作物栽培に全力で取り組む。
それが間違いでも、仕事としての取り組みも、
ぜんぜん否定するものではないでしょう。
30前後の新規就農希望者なら、
僕もそう勧めます。
ただ、生き方としての農業を選んだ場合、
暮らし方として、農業を考える場合、
まったく違ってきます。
スローライフとか、もう聞かなくなったけど、
経済効率がすべての考え方にはなんかなじまない。
人を出し抜き、騙し、使い捨てしないと利益が出ない構造。
勝ち組、負け組み、9割の人間が負け組み?
勝ち組の中で,さらに選別が待っている。
すこしでも気をぬけばレベルダウン。
競争ばかりで疲れてしまう。
50年近く生きてきたんだから、
そんなのはもういいよ。
りっぱな豪邸も、BMWも、
フレンチレストランの食事もいらないよ。
ゆったりと笑顔で、
じぶんのペースで暮らしていこう。
それが、
そんな考えが負け組み・・・
でも、そう願う人はかなりいて、
そんな人たちと一緒に生きていくことも可能で、
一番の近道が有機農業だと思うのです。
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			- 2008/03/06(木) 08:14:04|
- 農業の現状|
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