田舎で百姓　有機で新規就農できるかな

カレンダー

2024/11

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/11/28(木) 09:42:07|
|
トラックバック(-) |
コメント(-)

少しづつ、少しづつ、進んでいってます。
引越しの準備を始めました。

２０年前、北海道に来たときは、
何個かの宅配便と、バイクを積んだ軽トラ一台でした。
ユースに泊まりながら、アパートを探し、引越ししました。

比べて今回は、大騒動です。
４月から研修施設入居ですが、とても間に合いません。
特にかあちゃんの仕事関係がすぐというわけには・・・
内子町も、もう少し早めに決定してくれれは。

まず、単身赴任になりそうです。
移動は苫小牧から名古屋までフェリーで。３８時間。
大阪の実家で一泊。
大阪から松山まで、３００キロ弱というとこでしょうか。
４日はかかりそうです。６万円ぐらいは必要かな。

距離にすれば、約２０００キロ弱。
引越し代、いくらになるか。

しかし、いつの間にかこんなに、物に囲まれている。
なるべく処分して、身軽になってと思うのですが、
なかなか捨てられないタイプです。
来週早々に、運送屋さんが見積もりに来ます。

開陽台

北海道の中標津に、
「開陽台」という場所があります。

３６０度地平線、をキヤッチコピーに、
以前はバイク乗りの聖地とされていました。

僕も憧れ、始めての北海道ツーリングで、
ここの展望台で２泊もしました。
ライダー何人かで、炊飯しながら、
情報交換という、ばか話で盛り上がりました。

翌朝は、近くの牧場に絞りたて牛乳を、
分けてもらいにいったりしました。

その後の北海道ブームで、
展望台も売店になり、
観光バスがじゃんじゃか止まり、
おきまりの観光コースになりましたが。

「うわー　北海道の雄大な自然　」
みんな、展望台からの景色に感動し、そう言いますが、
本来は、あたり一帯原生林だったのですよね。

全部切り倒したから、今の風景があるのです。

農業も同じで、自然栽培といっても、
ただその辺に、種をばら撒いても、
「業」にはならない。

現在に生きてる僕らが感じる自然は、
やっぱりなんらかのかたちで、
人の手が入っているのです。

都会と農村、
どの段階の暮らしのレベルで、
持続可能な環境を維持すべきなのか。
考えることは、山ほどあります。

愛媛県　内子町　３

内子町から、研修決定のメールが届いた。
これで、ひとつ前に進んだ。

　国道から町中心部への入り口
　　　　http://www.town.uchiko.ehime.jp/index.php

内子町は、現在の人口約２万人、
７７％が山林という盆地の町です。

　ほんの１５分で
　　山間のこんな風景が・・・

なぜ、内子町なのか、

・大規模農業はやるつもりも無かった。
　昔ながらの農村風景のあるところ。

・直販中心なので、顧客を考えると、都市近郊。
　松山から４０キロ。高速なら３０分。
感じでいえば、札幌、小樽間ぐらいかな。

・ある程度、集客の可能性がある。
　るるぶに載るぐらいの中規模観光地。
　小樽・飛騨高山まではいかないが、古いまちなみが良い。
　松山から、ふらっとランチを食べにきて、日帰り圏内です。

　松山から小さな峠を越えるので、
　距離のわりには遠くに来た気がします。

・元気のありそうな地域。
　道の駅が成功し、それなりの観光客入りこみがある。
　さらに、棚田など農村地域の村風景も残そうとしている。
　また、温泉もあり、再開発計画もある。

　現在この横でボーリング中
　　施設も新しくなるようです。

・移住政策に積極的。
　タイミングよく、今年度スタートの施設があった。

・有機農業に理解あり。
　ここが少し難ありなのですが、
　流れとして、これまでのように、
　有機を無視するわけにもいかないでしょう。

あと、移住者もここ数年で何組も増えており、
なんらかの協力関係もできそうです。

懸念材料としては、
まとまった規模の、条件の良い、
希望に添った農地が手に入るかです。

知識も、経験も、コネも無い、
引き継ぐ農地も無い、
新規就農者のメリットはひとつだけ、
場所を自由に選べる・・・これだけです。

自給自足

最初は、田舎で自給自足と考えた。
テレビや雑誌に載ってるような、よくあるパターン。

限界集落、耕作放棄地、高齢化、後継者不足・・・

農業をやりたい、はいどうぞ、
土地はすぐに、ただ同然で手に入り、
バックアップも万全、いたれりつくせり、
食べるものさえなんとかすれば、生きてゆける・・・　

でも、実際にはちょっと具体的に考えていくと、
自給自足は、今のこの国では無理なのですね。

まず、ライフライン。
上下水道、電気、ガス。
無しにしようと思えばできないことはないけど、
現実は都会より、高かかったりする。

年金、保険、医療費、冠婚葬祭。
通信費、車両、ガソリン。

ここまでは、誰でもすぐに思いつくものですが、
では実際に、たとえば小麦を作ったとして、製粉はどうする、
大豆を作ったとして、樽なんかの道具はどうする、
なにを作るにもすべてが万事、
知識も、技術も、道具も、自身でなんとかするしかない。

以前なら集落単位であったものがもはや無く、
すべてが自分自身の能力にかかってくる。

少量なら、
買ったほうが圧倒的に安い、

皮肉なことに、
現金がなければ、自給自足もできない。

完全な自給自足は、金持ちの道楽、趣味の暮らし・・・

結局はどこかで折り合いをつけて、
価値観をがらりと変えて、
最低限の現金収入を確保のうえ、
思想・哲学を持って生活する。

ひとつ間違えれば、
ただの貧乏暮らし・・・

たまねぎ　３０円

ジャスコで、たまねぎ１個３０円で売っていた。
農家に入るのは、１０円ぐらいだろうか。

朝、１００個収穫して、きれいに調整、袋詰め、
集荷場に持っていって、はい１０００円。
袋代とガソリン代も必要。

毎日１０００個出荷するには？
毎日１００００個出荷するには？

考えただけでため息が出ますね。
こういう農業は、僕にはできそうもないと思いました。

では、具体的にどんな農業をやりたいの。

少量・多品種。
作りたいものを全部作る。

直売。
直売所、宅配、ネット販売、レストラン、生協、
不揃いでも、少量でも良いならどこでも。

観光農園。
見てもらえる、参加してもらえる、
そんな畑にしたいなあ。

自給自足。
いずれはお米も、小麦も、
大豆だって作りたい。

加工品。
なら作ろう、パン、クッキー、ジャム、せんべい、醤油。

カフェ。
畑を見ながら、クッキーとお茶でもいかが。
取れたて野菜ランチも美味ですよ。

民宿。
ゆっくり農業・田舎を体験したいなら、
宿泊もどうぞ。

つまり、様々な方面への展開を考えないと、
農作物の出荷だけでは生きていけない。

全部が実現可能とは思わないけど、
早い段階で方向性をみつけないと。

企画・生産から、マーケティング、
SP・広告・販売まで。

全部こなさないとならないわけです。

[74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83]

田舎で百姓　有機で新規就農できるかな

暮らしとしての農業　農地探しから、実際の就農まで、リアルタイムで

[PR]

一歩づつ

開陽台

愛媛県　内子町　３

自給自足

たまねぎ　３０円

田舎で百姓 有機で新規就農できるかな

暮らしとしての農業 農地探しから、実際の就農まで、リアルタイムで

[PR]

一歩づつ

開陽台

愛媛県 内子町 ３

自給自足

たまねぎ ３０円

田舎で百姓　有機で新規就農できるかな

暮らしとしての農業　農地探しから、実際の就農まで、リアルタイムで

愛媛県　内子町　３

たまねぎ　３０円