田舎で百姓　有機で新規就農できるかな

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2024/11/28(木) 02:43:59|
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朝まで雨が降っていた。
枯れかけていた雑草まで、
待っていたかのように、いっせいに育ち始めた。

実際待っていたのでしょう。
これで畑の作物も、一安心です。

どの作物に、どれぐらいの乾燥で、
どれぐらいの水やりが必要か、
いまいちよく分からない。

ブログなど見ると、毎日潅水してる人もいるし、
枯れる寸前まで、そのままの人もいるし。

やりはじめると毎日必要になるから、
なるべくやらないようにする、
という人もいました。

しっかり作物の様子をみながら、
感覚で会得するしかないのでしょうね。

ハウス、
湿気があがると、この暑さで干からびていた、
アブラムシがさっそく行動開始。

なすび、新しく植えた分も含め諦めました。
ピーマンも明日にでも、抜くつもりです。
残念・・・

食糧危機

愛媛農大研修の日。

今日は久しぶりに雨が降った。
作物にはちょうど良い湿り気。
陽が射すとむっとして、人間にはきつい。

きゅうり、ピーマンの収穫。

　この後、出荷調整。
　規格に合わせて箱詰めする。

きゅうりの規格、秀・優・良、
サイズは３段階、曲がり具合と合わせて、
５つに分け、決まった本数を決まった形で箱詰めする。

５箱や６箱ならいいが、
大量になると気が遠くなる作業。
僕にはできそうもない。

　いろんなものが育っています。
　盆明けまでは、収穫のみで、
　目立った作業はない。

　先週蒔いたほうれんそう。
　水につけて芽だししたのとしないのと、
　はっきり差があります。
　この時期、平地でのレタス栽培は難しいとのこと。
　日よけが掛けられていました。

午前中は、農業経営の講義でした。
後半話がずれていって、
先生の個人的意見として、
近い将来食糧危機がやってくるのではないかと。

偶然にも、帰っていつも読んでいる農業ブログ、
２つとも食糧危機の話題。

僕の思うのは、野菜の場合、
危機が来る前に価格上昇となり、
たとえばトマト１個　５００円とかに。

そうなれば、時代はとんでもなく変わってしまう気がする。
まず、いのししなんかより、二本足の害獣、
人間の盗難をどうするのか。

道端で野菜なんか作れるのか。
まさか、畑にセコムを設置するわけにもいかないし、
地域で夜回りするのか。

食料品の窃盗団が出てくるのか。

そんなことを考えながらの帰り、
接触事故に合ってしまいました。

三叉路でこちらが直進、
右折車が確認せずに飛び出してきた。
よけきれず接触。

ドライバーは昭和１０年生まれというから７３歳ぐらいか、
かなりあやふやな相手で、要領が得ない。

同乗者には僕のナンバーを見て、
「札幌から来て、飛ばしてぶつけた」と罵られた。

　相手の左前と僕の右後ろのタイヤに接触。
　一目瞭然の傷跡。

どこに当たったか分からないとか、
追い越されたからとか、いろいろおっしゃる。
警察に説得をまかせ保険屋さんへ連絡。

充分理解しているつもりだが、
田舎の人は純粋だとか、みんな親切と限らない。
口だけでいいのがれられると思っているのでしょうか。

後は、保険屋さん同士の対応にしてもらう。
　

パイロットファーム

犬を大洲の病院へ連れて行くときに、
待ち時間があったので、
五十崎地区にあるパイロットファームを見に行った。

丘のうえを造成して、
内子とは思えない規模の農地が広がってます。

詳細は知らないのだが、
ここに関してはあまり良い噂は聞かない。

支援センターからも、聞いたことがない。
もっとも、僕のやりたい農業とは
違いすぎるのもたしかだが・・・
だれかに、それとなく聞いてみたい。

ペッペのコーナーと呼んでいる一画に、
勝手に育ってきたなすびが元気だ。

ペッペのコーナーとは、
種まきなどのとき、手に付いた余り種などを、
ペッペと落としていた一画。
いろんなものが勝手に育っています。

同じように定植したものでも、これだけの差がある。
定植地の条件はほとんど同じだと思うので、
やっぱり苗の差かな。
苗、半作というのがよく理解できる。

しかし、自分で育苗したものより、
ペッペのほうが立派なのはなぜなんだ。

野菜を育てるのは難しい・・・
（よっぽどパソコン組むほうが簡単ですよ）

地産地消

大阪の実弟が、
仕事で近くまで来たということで立ち寄ってくれた。

施設を見て、その立派さに驚いていた。
どうやら町営住宅か、
学校の寮のようなものを想像していたらしい。

その弟を松山まで送った帰りに、
「ひろた」（砥部町）の道の駅に寄った。

　道の駅　ひろた

平日ということもあるのだろうけど、ひと気が少ない。

内子の「からり」は例外的に賑わってるが、
どこでもこんなものかもしれない。

　横の川につり橋をかけ、
　遊歩道、公園など整備してあった。

やってることは、どこでも変わらない。
直売所も覗いてみたが同じようなもの。
お客さんが少ない分だけ、
なかなか売れないのか、
野菜は「はねもの」等が多かった。
専業、経営農家は出荷しないのだろう。

結局、地産地消という理念が忘れられ、
ただの安売り所、ディスカウントストアか。

直売所どうしの競争、
さらに直売所の中での競争、
持って帰るぐらいなら安くてもいい、
安売り合戦、

お客さんもそれが分かってるから、
安くないと買わない。

本来は、地元の農家が育てたものを、
長距離輸送せず地元で、新鮮なうちに届けよう。

流通のための規格品ではなく、
少しぐらい形が悪くても、
作った人の顔が見える安心・安全な食品を、だったはず。

なんとか販売農家が再生産可能な価格で販売できる、
新しい直売の流通経路を作らないと・・・